Viollin
5歳よりヴァイオリン、18歳より尺八を始める。2000年ごろから主に同世代の作品初演を中心に活動を開始。
2005年よりベルギー王立リエージュ音楽院において、ジャン=ピエール・プーヴィオン、ギャレット・リスト、大久保泉らのもとで欧州の20世紀音楽や即興演奏を学んだほか、各氏とは欧州各都市にて共演。
また、2006、07年にナミュール国際古楽器講習会に参加し、バロックヴァイオリンの演奏を修得している。2007年より拠点を日本へ移したのちは、引き続き同世代の作品初演活動に携わる。
個人企画の演奏会のほか、東京オペラシティ音楽財団、サントリー芸術財団、みなとみらいホール等の主催公演に出演し、内外の作曲家による室内楽、ソロ作品の初演、再演を中心として活動している。これまでに初演した作品は100曲あまり。
また尺八奏者としては、古典本曲の研鑽をしつつレコーディングやオリジナルアレンジ、初演などでの活動も行なっており、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」への音源提供や、舘野泉氏の委嘱による、アコーディオン奏者coba氏の左手ピアノと尺八による新曲は、複数回の再演を行なっている。
弦楽四重奏として出演した公演において第14回、第18回佐治敬三賞を受賞。これまでにヴァイオリンを七沢清貴、荒井英治、大久保泉、尺八を横山勝也、柿堺香の各氏に師事。